フットワークが軽いのは。
この1週間、計6人の友人が我が家に泊まりに来た。
私はよく《フッ軽》なんて言われる。
フットワークが軽いということ。
楽しいことを常にしていきたいし、色んな光景をこの目でみたい。
身をもって様々なことを体験したい、繋がりをたくさん広げていきたい。
だからいっつも何かに誘われると一言返事。
「行くしかないでしょ」と。
お金なんてないし、時間もそんなにあるわけじゃない。
学校もあれば、バイトもある。
みんなと変わらない生活をしている。
そんな中で自分の動ける範囲で最大限に飛び回る。
宮城在住の自分にとっては、都会に憧れるし、出掛けるのは楽しい。
ただ、ずっと思っていたこと。
自分の地元にもきてほしい。
宮城を少しでも知ってほしい。
そんなに見所があるわけじゃない。
けど、自分の生まれ育った土地を知ってもらいたい。
そんなことを思いながら旅をしていた。
出会う人出会う人、皆口を揃えて言う。
東北って行ったことない。そもそも何があるかわからない。
なんだか遠い気がしちゃう。
全員というわけではないけれど、大半の人はこんな風に思っているのではないだろうか。
その言葉を聞くたびに少し寂しかった。
それと同時に思った。
自分自身が東北に行くきっかけになればいいのでは?
『Sakuraがいるから行こうかな』
そんな風に思ってもらえるような魅力的な人間になればいいんだ。
そう思ってから、尚更人と関わることが楽しくなった。
その結果、今回6人の大好きな友人たちが来てくれた。
春は大河原の千本桜。
夏は仙台七夕祭り。
秋は鳴子峡や円通院の紅葉。
冬は光のページェント。
四季折々楽しみがある。
楽しいことだけじゃない。
東日本大震災の痕跡がはっきりと残っている。
風化させちゃいけないものがここにはある。
すべてひっくるめて、宮城はいいところなんだ。
こんな地元が大好きなんだ。
だから私はフットワークを軽くして、様々な人と交流をもつ。
1人でも多くの人が東北に、宮城に、足を運んでくれることを願って。