sakura-world

自分の人生なんだから、好きに生きようや

この目で。

毎日のように、悲惨なニュースが流れてる。

物騒な世の中だなとつくづく思う。

 

 

ロンドンで、3度目のテロがあったらしい。

フランス、スペイン、トルコといった日本人がよく足を運ぶ地で多発している。

 

 

 

私は、今回の東欧旅でトルコに1週間ほど滞在した。

 

友人に、

『トルコに行くんだ』

と告げると

『危ないんでしょ?気をつけてね!』

と返ってきた。

 

 

トルコに入国するのは今回が初。

 

入国審査の時、

ニホンジンヒサシブリニミタヨ

 

と言われた。

 

 

確かに入国審査に並んでいる時、周りに日本人はいなかった。

 

 

スタンプを押してもらい、最後には

トルコタノシンデネ

 

良い旅が待ってる気がした。

 

 

初日に宿泊したのは、ブルーモスクそばの宿。

宿の屋上からの景色は美しくて、ずっとこの時間が続けばいいのになんて思ったり。

 

 

 

こんな出来事があった空港も

ブルーモスク周辺でも

ISによるテロが起きている。

 

 

あの素敵な街で、国で、武力という名の暴力によって傷ついた人がいる。

 

 

悲しくてならなかった。

 

 

 

気球に乗りたくて、カッパドキアにも行った。

案の定、日本人はほとんどいない。

 

 

帰りの空港でたまたま隣に座っていたトルコ人のお兄さん。

また同じことを言う。

日本人は久しぶりに見たよ』と。

 

 

 

3年前位は、嫌になるくらいに日本人だらけだったんだ。

今は寂しくなるくらいいなくなってしまった。

 

 

 

そんな悲しそうな顔して言わないで。

ものすごく切なくなる。

 

 

 

『トルコはいいところだったかい?』

って笑顔で聞いてきた。

 

 

『もちろん!最高だったよ!』

って全力の笑顔で答えた。

 

 

 

『また来てね、そして素敵な旅を』

そう言って、お兄さんは去っていった。

 

 

 

この1週間で危険な目になんて一度もあっていない。

むしろ、素敵な気持ちになることばかりだった。

大好きになった。また帰ってきたいと思える場所になった。

 

 

もっと世界が平和になればいいのに。

国境というハードルが低くなればいいのに。

トルコにいる間、何度思ったことか。

 

 

少なからず、日本よりは危ない地域かもしれない。

少なからず、日本よりはテロが起きる確率が高いかもしれない。

 

 

でも、メディアの情報がすべてではない。

そう実感した。

 

 

 

どんなことも自分の目で確かめてみないと分からないことだらけ。

だから私は旅を続ける。

この目で真実を見つめる為に。

 

f:id:sakusmap:20170921190110j:plain