言の葉の力。
舌は鉄ではないが、人を斬る
イギリスの諺だ。
人生で後悔していることの大体は、自分の発言によるもの。
なんでこう言わなかったんだろう。
という後悔よりも、
なんであの時ああ言ってしまったのだろう。
という後悔の方が多い。
私は言葉選びが下手だ。
伝え方も下手。
Sakuraはもっと言葉遣いに気をつけた方がいい
一体過去に何度この言葉を聞いてきただろう。
小学校の頃。
うじうじして声の小さい女の子に 、
『うじうじしてないではっきり言ってよ。』
の一言で大惨事になった。
中学の頃。
生徒会役員の話し合いで、
『結局これをどう解決して、どう繋げていきたいの?』
の一言で静まり返った。
いつも自分は正論を言っている自信がある。
だから、自信満々に強気で物申す。
それが自分らしさだと思ってた。
それが自分の強みなのだと思っていた。
そう、ここ最近までは。
振り返ってみると、何度自分の発した言葉で泣いた子がいただろう。(悪口ではないよ)
何度場が静まり返ったのだろう。
その度、指摘され、何度それを受け入れてこなかっただろう。
最近やっと気付かされた。
相手に寄り添う優しさに。
相手を思いやる大切さに。
『言葉』
それは時に武器にもなり、時には温もりに変わる。
その選択は全て自己判断。
自分はまだまだそれが出来ていない。
言の葉の力。
それをもっと理解していかなければいけない。